ディフューザー装着後の効果金額の算定

デフューザーを装着後の集塵機のメンテナンスやメンテナンス中の稼働率を総合し、
そのデフューザーの効果金額を算定してみました。

ディフューザー装着後の効果金額の算定

設備概要

COガス中のコークス微粉の捕集用集塵機

濾布使用状況

ガス温度が250度と高温のため高価な濾布を使用していたが、頻繁に目詰まりが起こり処理風量が減少するため、稼動を休止し年3回の濾布の交換を行っていた。 ディフューザー使用後は2年以上交換がなく大幅な費用削減となった。

バグフィルター使用

1:濾布寸法 Φ135×2,000L 48本
2:ディフューザー寸法 Φ106×1,250L(SUS304) 48本

ディフューザー使用前の年間メンテナンス費用

内訳

  • 1:濾布金額 48本×9,000円=432,000円/回
  • 2:交換費用 68,000円/回
  • 3:稼動休止損料 20/hr×80,000=80,000円回
  • 年間費用 580,000円×3回=1,740,000円

ディフューザー装着費用

内訳

  • 1:濾布金額 48本×9,000円=432,000円/回
  • 2:交換費用 68,000円/回
  • 合計費用 504,000円

結果

ディフューザーの使用により1年間で、1,236,000円の削減となり2年間以上無休で稼動したため、2,976,000円以上の修繕費用の削減となった。
尚、圧縮エアーの使用量も減少し電気使用量も加算される筈とお客様より絶賛されました。